我が家の次女のポメラニアン
2023年5月14日

我が家には娘が2人おります。

長女は中学生になるお姉ちゃん。

次女は、メスの黒のポメラニアンです。

 

ポメラニアンと言う犬種は、もともと中型犬のスピッツを交配を重ねて小型化したイヌで、、そのせいで内蔵器があまり丈夫ではありません。

特にメスのポメラニアンは、高齢期になるとかなりの確率で子宮に悪性の腫瘍が出来て命を落としてしまいます。

 

なので、ポメラニアンは交配させる予定がなければ子犬の時に子宮を摘出する事を、病院から勧められて、考えた上、一歳の頃に手術をしました。

 

先日、TVのダッシュ島で、東京湾のタコをTOKIOのメンバーが観察しておりました。

 

タコのお母さんは、一生に一度、巣の中に何万と言う数の卵を生みつけます。

そして、卵を守るために巣の入り口で食べ物も食べず、じっと動かずに外敵の侵入を防ぎます。

やがて卵が孵化し、子供たちが巣から旅だって行くと、タコのママはそのまま命がつきてその一生を終えます。

その事になんの疑問も感じずに、それが生きた意味なんですね。

 

うちの犬に、『この子のため』と思って行った手術は、本当にこの子のためだったのか疑問に思いました。

ただ、1日でも長くこの子と過ごしたいと言う、飼い主側のエゴだったかもしれません。

 

全ての生物は、自分の遺伝子を繋げて行くと言う使命を持って生まれてきます。

もちろん、高度な生物になればなるほど、生きる意味はそれだけではなく、、

人間ならば、DNAを残す事以外にも、人生には沢山の生きる意味があります。

 

ただ、犬にとっては、生きる意味は、はるかにタコに近いのかなっと思います。

この子にとっては長く生きるより、自分の子孫をこの世に残す事のほうが生まれてきた意味があったのかもしれませんね。

わたし自身も、この子の出産に立ち会って、、この子が子犬にオッパイをあげている姿を見てみたかった気がします。

今更そんなことを思っても、どうなるものでもありませんが。

 

勝手に子宮を取られて、、それでも無邪気にじゃれついて、顔を舐めてくる愛犬に、、

せめて、子供を残す以外にも、幸せで、生きる意味のある人生(犬生)を一緒に過ごしてやろうと思うのです。

 

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