母乳育児相談って、どういう時に利用するの？乳腺炎などのトラブルがないとみてもらえないんじゃない？そう思っている方は多いと思います。

母乳育児相談とは、母乳育児中に気になっていること、不安に思っていることを少しでも改善、解消することでトラブルを予防し、赤ちゃんが健やかに成長するのが目的と考えております。

例えば、退院して間もなくの時期。

入院中は母乳量や赤ちゃんの体重の増加を数字で確認できたけど、自分一人でやってみたら、ちゃんとおっぱいをあげられているのか、赤ちゃんの体重が増えているのか、不安になってきた。

こんな時、おっぱいの状態、授乳の様子、赤ちゃんの様子を拝見し、トラブルを予防したり、少しでも体や心が楽になるようなアドバイスができればと思っています。

実際におっぱいにしこりや痛み、発熱など全身状態が出る乳腺炎の場合も、原因は様々です。

うまくおっぱいをあげられない、赤ちゃんが上手に飲みとれていないなどの結果生じることもあれば、疲労やストレスも原因になったりします。

直接的、間接的、原因は一つではなく、授乳育児を含めたすべてのことが総合的に関わっています。

ご訪問時に、問診でお母様の疑問、不安、赤ちゃんのいる生活についてお話を伺うとともに、実際の授乳の様子、赤ちゃんの様子（体重測定、健康観察）も拝見します。

なるべく負担が少なく楽しさの見いだせる育児期間が過ごせるよう、一緒に考えていけたらと思います。